不動産業界

不動産業界

 

 不動産業界への転職状況は、ここ2,3年の間に行なわれてきた新規卒業者の採用の結果、若手の人材はほぼ充分に満たされ、今や経験者の採用に徐々に移行しつつあるようです。

 

従って業界全般で未経験者の求人数は減り、専門的な知識やスキルを持った経験者を求める企業が増えてきています。
不動産の売買仲介営業部門においては、建築資材関連や新築分譲マンションなどの求人数が比較的多いようです。
また個人向けの不動産営業経験者は、財務や宅地建物取引業に関連する法規などを学ぶことによって、法人向け営業への転職が可能になると思われます。

 

また不動産に資金を投資して、不動産の物件や信託受益権などを買い入れることによって、賃貸料による収入や売却利益などを得る、資産運用システムのことを指す不動産ファンド分野における転職では、採用を見合わせる企業が増えているようです。

 

そんな中でも、不動産所有者から業務の委託を受け、不動産賃貸物件の運営や管理の業務を行なうプロパティマネージャーの場合は、求人を続けているため比較的採用はされやすい状況ですが、投資家から委託されて、取得した資産の運用や管理についてのアドバイスを行なうアセットマネージャーの場合は、求人を控えるところが増加している傾向にあります。

 

不動産の建物や賃貸管理を行なう不動産管理や、建物の設計・施工管理業務に携わった事のある経験者の方は、やはりその分野に転職のチャンスがあるといえるでしょう。

 

この分野は、不動産業界の中では比較的採用意欲が高く、特に慢性的な人材不足に悩まされ続けている施工管理職では募集が続けられていますので、転職活動はやりやすいのではないかと思われます。
転職活動を順調に進めるには、求人情報サイトを通して様々な情報を得ることが転職の近道につながりますので、地道に情報を収集する努力を続けていくことが大切です。

 

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